先月、茗荷谷の朝市を見に行きました。
駅のすぐ脇に、赤い朝市ののぼりが何本か見えて、すぐに分りました。
茨木や、埼玉の無農薬の野菜や、花や苗などを扱っている店が
何軒か並んでいました。
その中で目に止まったのが、
赤いピーマンのような面白い形の野菜でした。
色はピーマンというか、パプリカというか、真っ赤なのですが、
形は、平柿のようなもの。本当に珍しい形です。
朝市のオバサンに聞くと、「生でも、焼いても、炒めてもおいしいよ」
とのこと。
早速家に帰って試してみました。
切ってみると、肉厚のパプリカのような感じ、生でサラダに入れたり、
焼いて付け合せにしたりしましたが、一番おいしかったのは、炒めたもの。
適度の堅さと、甘みが強く、とても満足し、新しい発見でした。
でも、まだ量産が出来ないらしく、お値段は高め、250円でした。
他のピーマンは2ヶ100円でしたから・・・
鳥インフルエンザの恐ろしさを知っている人は、そう多くないのでは?
先日、東京都議会議員で医学博士の田代博嗣先生の講演をお聴きする
機会をいただきました。
インフルエンザというと、風邪に似たインフルエンザが思い浮かぶのですが、
この
鳥インフルエンザは全く異なるウィルスによるものだとのことです。
この強毒型のウィルスH5N1は、全身のあらゆる臓器で感染・増殖できるため
重症になり、死亡率は60%、死者は約210万人以上と予測されています。
その強烈な毒性は、日本で45万人が死亡した致死率2%のスペイン風邪の
20〜30倍と云われます。もし、このインフルエンザに効果のある
抗ウィルスワクチンを打たなくて、かかってしまったら・・・
絶対に外に出ないことだそうです。それも20日間。
その為に食料の備蓄が必要です。
私たちは、防災用として、2〜3日分の水や食料を用意していますが、
20日分とは大変ですね。
でも、本当に鳥インフルエンザが、日本に上陸してきて、事前にワクチン接種が
受けられなかったら悲惨です。
もしもの時に備えて、国が万全の対策を考えて欲しいと思います。
何しろ流行したら、日本に数百万人の死者が出るかもしれないからです。
有明のビッグサイトで、日本全国「ふるさと食品まつり」が開催されていました。
知り合いの生産者の方も出展されていたので、二日続けて出かけることに
なってしまいました。
とにかくビッグサイトは、大きい。ゆりかもめの国際展示場前から歩いて、
5分というのですが、それは入口までのこと、それからが大変、各会場まで
たどりつくのが7〜8分、それから会場の中が広いので、歩いて周ると
つかれること、つかれること。
それを二日間も続けてしまったので、くたくたです。
その代わり、いいものを見つけました。
秋田県の鹿角の
プレミアム香味オイル。
これは、鹿角の菜種油にハーブスパイスで香りづけしたガーリックオイル。
パンにつけてよし、野菜にふりかけてよし、パスタオイルによし、なのです。
ここの社長のおすすめで、このオイルを使って目玉焼きを作ってみました。
香ばしい匂いと
濃厚な味に圧倒されまくりでした。
そうそう、オイルの種類は6種類。それぞれ違ったハーブや野菜を
使ったもの。ガーリックとドライトマトなんて、人気がありそう。
今日、昼食を新宿の「雪園」という中華料理店でいただいた。
ここは珍しく、湖南省の料理を出すことで知られている。
オーナーも中国人。もう何十年も日本にいるので、日本語はペラペラ。
私が食の世界に関係があるというので、「コシキトリ」って知っていますか?
と聞いてきた。
「コシキトリ?」首をかしげた私に、説明を始めた。
聞いているうちに、それがコジキドリ(乞食鶏)のことと分った。
なんだ、それなら蘇州で食べたことがある。
昔、戊戌政変の頃、常熱市に王四酒家という店があった。
光緒老師という方によって、この乞食鶏という名物料理が伝えられたそうだ。
老師がある日、興福寺を訪ねた時、突然変った香りがする方向を見たら
そこに一人の乞食が、火の中で丸ごと焼いた鳥を食べていた。
老師は、その鳥の味見をし、作り方を聞いた。
老師はその方法を王四酒家に伝え、更に、葱、しょうが、塩、八角など
十二種の調味料を加え、網油をぬって、鳥の身をしばり、ハスの葉で包み、
外側に紹興酒のかめ造り用の粘土を塗って、火に入れて焼いた。
老師は自筆で、「乞食鶏」と書き、王四酒家の名物料理になったと伝えられている。
後に、この名前が上品でないということで
、「教化鶏」又は
「富貴鶏」と
呼ばれるようになった。
9月に入って、八百屋さんの店先に、栗を見かけるようになった。
今の子ども達は、いがのついた栗を知らない方が多いだろう。
茹でて、皮をむいて食べることもしなくなっているかもしれない。
普段、食べているのは、コンビニやスーパーで売っている、むいて
味付けをしたものが殆どではないだろうか。
だから本当の日本の栗の味を知っていないと思うと、悲しい気持ちになる。
私の子どもの頃、近くに閑院宮様のお屋敷があり、秋になると
そこのお庭に入らせていただいた。
閑院宮様といのは、江戸時代、東山天皇の皇子にあたられる方が
創設した宮家で、当時、別邸が小田原にあった。
広大でうっそうとしたそのお庭には、大きな栗の木や、椎の木があった。
秋になると、実をいっぱいにつけ、無造作に地面にごろごろと転がっていた。
それを拾って来ては、家に帰り、茹でて食べるのだが、そのおいしさは
いまだに忘れられない。
椎の実は、椎の木に成る実で、どんぐりに似ているが、
どんぐりより小さく細くてスマートだ。味は栗より繊細で、独特な芳香を
持っている。煎って食べるととてもおいしくて大好きだったが、今では
全く見かけることがない。
あんなに大きな樹が植わっているような、広大な家を持つ人なんて、
滅多にないだろうから。
今は、その別邸跡も、競輪場になってしまって、あとかたもない。